PA-32-301XTC (Piper 6XT) Engine Oil Change
今日はPiper Sratoga II TCのFixed Landing Gear版の、6XTのEngine Oil交換です。今までRetractable Landing GearのSaratoga II TC/HPのOil交換はしたことはありましたが、6XTは初めてです。
Saratoga II TC/HPに比べて、6XTのInstrument Panelsは簡素です。DDMPは付いていないし、TachometerもEGT (TIT) Gaugeも、どことなくPiper Archerのような雰囲気です。Piperとしては、ArcherとSaratoga II TC/HPの中間的存在として位置づけをしているようです。
Engine Oilを暖めて、Oilを抜くためにEngine Cowlを外し…。いえ、諦めました。Screwの数がまた半端でなく多いです。そして、下側CowlはNose Gearをぐるりと囲んでいて、どうやらLanding Lightも外す必要が。Saratoga II TC/HPよりも大変そうで、取り外しと取り付けで45分はかかりそうです。
ここで、前々から考えていた、下側Engine Cowlの左側を少し外して、隙間から手を入れての作業を試してみることにしました。開き過ぎて壊さないように注意します。Engine OilのQuick Drainには届きました。第一段階終了。
Engine Oilを抜いているその間にEngine Oil Filterを取り外します。通常、Oil Filterを外すときにはOilが漏れてEngineが汚れます。仕方の無いことですが、これもなんとか避けたいところです。かと言ってOilの受け皿を入れるような隙間もないので、この場合は袋を使います。ただ、引っ掛けて破いてしまっては全ての努力が水の泡ですから慎重に…。
無事外れました。少し隙間から漏れましたが、それほどではありません。新品のOil Filterをすばやく取り付けてそれ以上の漏れを阻止します。第二段階終了。Safety WireはOil Filterに鉄分が混じっていないことを確認してから付ける予定です。
Oil Filter Cutterを使って中身を取り出し、鉄分があるか確認します。どうやら大丈夫です。
もう一つ、Suction Screenに異物がないことも確認します。これもきれいです。
Suction Screenを取り付けた後、Engine Oilを入れます。冬場はOilも硬くてなかなか流れていきません。少しでも暖かいところに置いて、Oilを暖めておくと作業が早くなります。
恐らくこれが一番の難関。開けたCowlの隙間から片手でSuction ScreenにSafety Wireを掛けます。二度目で成功しました。と、思ってよく見ると、上側が外れています。一分ほど精神的衝撃で動くことができません。「…なんとか手直しできないだろうか?」と考えましたが、結局やり直すことに。ようやく三度目で成功しました。
下側Cowlを元通り取り付け、Oil FilterにもSafety Wireを掛けて、Engine Oilの量も再確認。試運転して漏れがなければ作業完了です。結果的に時間をかなり節約することができました。
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