その1:1〜3日目:「グアテマラ・シティとアンティグア」
その2:4〜6日目:「ティカル遺跡、そしてベリーズへ」
その3:7〜9日目:「Blue Hole で潜る!」
その4:10〜12日目:「ホンジュラスはコパン遺跡」
その5:13〜15日目:「そしてエル・サルバドル」
その6:16〜19日目:「パナハッチェル、そして帰国」
その7:その他の写真


今回の旅行が20代最後の海外旅行になる。なんせ、30歳の誕生日はグアテマラで過ごす予定。ん?もしかしたら今回はアイオワ出発だから中米は地続き。海を越えないから海外旅行じゃない!?これは誤算だったが、日本から見れば海外という事でよしとしよう。
メキシコに行ったとき他の旅行者からグアテマラの話を聞いて、それ以来気になっていました。でも、日本からだとなかなかグアテマラだけに行くのは億劫。アメリカに住んでいる今がチャンスという事でグアテマラ行きを決めました。でも、出来ればメキシコとグアテマラは同時に行った方がよさそうです。

1日目 (7月29日)

2000年7月29日、アイオワ出発!朝、7:25発のAA3950は定刻通りにCedar Rapids空港を出発。10時頃にダラスに着く。ところが、11:50発の AA969 は出発が1時間遅れ、マイアミに着いたのは16:30頃。同じ便の乗客の中には乗り継ぎ便に乗り損ねる人も。私の次の便は17:00発なので余裕。しかも、この便も出発が1時間ほど遅れ、グアテマラ・シティ(Guatemala City)に到着したときはもう19:00頃。その後、ローカルバスに乗って市内へ。ちょうどバスが来たところだったので、そのバスに飛びつく。しばらく入り口付近にぶら下がる格好に。バスは他のバスすれすれを走ったりするので結構スリルがある。着いた早々、こんな・・・。なんとか満員のバスの中にねじり込み、そこいら辺の人にアンティグア(Antigua Guatemala)への行き方を教わる。バスを乗り継いでアンティグア到着は21:30頃。アンティグア行きのバスはそんなに混んでいなかった。でも、棚は塞がっていたので荷物を手でもっていたら座っていた乗客の人が持ってくれる。おー、親切。ある程度空いてくると椅子と椅子の間に座ることができる。インドとかでもそうだったけど、無理して座れるんならとにかく座るといういう感じ。アンティグア到着後、こっちで会う予定だったバラムに電話するが家の人に「バラムは明日の夜まで帰らない」と言われる。泊めてもらおうと思ってたのに・・・。もう暗いし雨も降っているしで、最初に見かけた宿に泊まる。バス・トイレ共同で部屋は汚めのQ40($1=Q7.6)。飛行機の中で少し寝たけど早起きだったので眠い。そのまま寝てしまう。

2日目 (7月30日)

昨日は最初に見かけた宿に泊まったので今泊まっている宿が高いのか安いのか見当が付かない。そこで、とりあえずチェックアウト。カテドラル周辺でコーヒーとケーキを食べて少しのんびりする。その後、メルカド(マーケット)へ行ってみるが8時前だったためあまり活気がない。早起きしすぎたかな。しょうがないので十字架の丘に行ってみる。ここからはアンティグア全体が見渡せていい感じ。十字架の丘でちょっとのんびりした後、ラ・レコレシオン(La Recoleccion)教会へ。この教会は地震で崩れ落ち今は廃墟になっている。ほとんど「遺跡」といった趣でなかなか雰囲気がいい。ラ・レコレシオン教会の前の芝生で少し昼寝した後、今度はラ・メルセー(La Marced)教会へ。教会巡りはそんなに好きでもないのだが、アンティグアは他に見るものは少ないしどうしても教会巡りがメインになってしまう。教会の周りに出ていた屋台で少し食べた後、メルカドに戻ってお昼を食べる。なかなか美味しい。午後は突然の大雨。雨宿りをしたあと、雨の切れ目にカテドラルに戻って廃墟を見学する。その後、サンフランシスコ(San Francisco)教会へ。やっぱり教会ってみんな一緒に見えてしまう。カテドラルの方へ戻る途中、再び大雨。こんな天気ではしょうがないのでネットカフェへ。予想通り日本語環境は入っていないが、今回はMicrosoftのGlobal IMEが入ったCDを持ってきているので大丈夫。勝手にインストールして日本語メールをする。その後、メルカドをうろうろしたり晩ご飯を食べたり。夜、再びバラムに電話するが、なんとしばらくはウエウエテナンゴには行かないとのこと。なに〜!しかも、翌日は4時頃まで忙しいとか。彼に会うのは諦め、翌日はグアテマラ・シティーに戻ることにする。残念だな〜。

十字架の丘から。アンティグア全体が見渡せる。

ラ・レコレシオン教会。廃墟みたいでいい感じ。

ラ・メルセー教会の廃墟部分。教会として機能している部分もあります。

カテドラル廃墟部分の天井。昔はステンドグラスがはまっていたのだろうか?

3日目 (7月31日)

再びケーキとコーヒーで朝食を済ましたあと、バスでグアテマラ・シティーへ戻る。10時頃到着。そのままベリーズ大使館に観光ビザをもらいに行く。書類に記入していると写真を貼る所がある。考えてみれば当然か?しかし、私はそんなに準備がいい人間ではないので自分の写真など当然持っていない。そのまま貼らずに提出すると「写真は?」と訊かれる(当たり前)。堂々と「持ってない!」と答えると嫌そうな顔をされるが、なんとそのまま受け付けてくれる。いいのか、これで?5分ほど待つとビザのスタンプが押されたパスポートが返ってくる。手数料はUS$25。これって、高くないか?その後、Zona 1に戻って今度はフローレス行きバスのチケットを買う。時間と宿代を節約するため、夜行にする。20:00発がQ80。その後、街をウロウロしているとマクドナルド発見。いろんな国でマクドナルドには入っているのでグアテマラでも入ってみる事にする。う〜ん、味はイマイチ。値段もセットでQ25と高め。昼食後、カテドラルに行ってみるがあまり面白くない。さて、次は何をしよう・・・。中央公園でボーと考えているとカミナル・フユに行くことを思いつく。どうやら、T-1700のバスに乗り途中でT-1601に乗り換えるらしい。バスの乗り換えなんて日本でもブルーだが、時間はあるので行ってみることにする。まずT-1700のバスを探すがなかなか見つからない。1時間ほどバスが多そうな所をウロウロしているとようやく発見。運転手にEl Calzanda San Juanで降りたいと伝え、のんびりしていると終点まで行ってしまう。終点は小さな町。ちょっとウロウロして再びT-1700で戻る。時間がなくなったのでカミナル・フユはあきらめ。ネット・カフェにでも行こうと思うがグアテマラ・シティのZona1には全くみあたらない。しょうがないので、ハガキ書きなどをする。晩飯を食べる場所を探してバス発着場周辺を歩いているとちょっとヤパそうな雰囲気の場所に入り込む。Zona1の南部、11Av.より東はヤバいのかな?バス発着場とやばそうな場所は近いので暗くなる前にバスの待合室に入ってることにする。バスは定刻通りに出発。途中、検問があったりトイレストップがあったりでなかなか熟睡できない。しかも、何故か途中で1時間ほど渋滞して全く動かなくなる。グアテマラ・シティーは高地にあるため涼しいが、バスが低地に進むにつれひどく蒸し暑くなってくる。

グアテマラ・シティのカテドラル。

グアテマラ・シティの町並み。


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